木漏れ日の中の小さな家のブログ

都会の通勤生活から田舎に戻り
日常を書き留めます。

燻製になった鹿さん

私が20代の頃、当時RV車を乗る事が流行っていました。「私をスキーに連れってて」の映画影響でしょうか?その頃、アウトドアブームが流行りました。その時に購入した本です。中々、燻製が出来る環境にならず、家を持ったら、絶対に燻製をしてみたいとこの本を大切に保管してきました。今、燻製するときはこの本を教科書のように読み、使用しております。燻製も数年前からブームになってますね。

先日、一晩塩漬けした鹿肉を次の日にスパイス、野菜、ビネガーとソミュール液に漬け込みました。ソミュール液は塩、黒糖、醤油、水を沸かして冷ましボトルに保管します。

それが今週の日曜日、冷蔵庫に4日寝かせて、塩抜きをしました。

んー、ここでは燻製までまだまだ待てなのです。これを水切りして冷蔵庫で一日程、風乾させます。そして、今日は風もなく、天気も良く燻製日和です。
風乾させた鹿ちゃんに刷毛でオリーブオイルを塗って、4時間程燻しました。




ここで完成とおもいきやまだ待てなのです。また、冷蔵庫で風乾させて、出来あがりなのです。我が家の冷蔵庫は、スモークの香りが只今漂っています。
余談ですが、先日のリンゴ酵母からのシードルの発酵が進み、表面の泡が減ってきました。一次発酵の終了です。漂白剤で洗浄した炭酸水が入っていたボトルに移しました。
ここから、10日ほど室温でほったらかします。今から楽しみです。





冬の蟻―薪仕事

今日は朝から親戚の叔父の家に訪れ、鹿肉を手に入れました。燻製の仕込みをしました。
世間ではジビエが流行っているとの事ですが、一昨年、家の近所で鹿3頭を見かけて以来、ちょっと気が引けます。猟師さんが仕留めたものですから、仏教に習って、命なくしたもの粗末にせず調理します。
塩を振り凧糸でくくります。

これは一晩おかなければなので、例のリンゴ酵母でまたパンも仕込みました。

仕込みの間、薪作りです。旦那ちゃんは都会の人で薪作りは私の役目となっております。でも、旦那ちゃん、普段仕事は、この寒い季節、川の近くにある会社の外で風下にあたりながら、フォークリフトに乗って重い荷物を車に積み上げる事なので、土日は体をいたわり、私の普段の仕事は、事務仕事が主ですから五分五分ですね。いい運動と思ってしています。この薪割りを蟻のようにせこせこと今からしておかないと良く冬シーズン遊んでばかりいるキリギリスになってしまうのです。
まだオイル式のチェーンソーは使えないので、マキタのバッテリー式チェーンソーで、ため込んでいた原木を切ります。

引っ越して家を持った7年前の当初は、木は簡単に手に入ると思っていました。でも考えてみたら灯油や電気を使用するのと同じ、燃料を作っているんですから、原木を手に入れ、薪を作る、中々の仕事です。
皆さんからひょろっこい体で斧使用したら、自分を痛めると言われ、薪割りに使用しているスティックです。結構な重さです。


もう数年経つと割り方のコツも身に付いてきました。蟻さんは、キリギリスにならないよう、今日も頑張りました。
おまけで、リンゴ酵母からのシードルも仕込んでいます。


ピザに化けたリンゴ酵母

さて、予定通り昨夜は完成したリンゴ酵母さんでピザを作りました。
まず、リンゴ酵母100g、強力粉250g、水140cc、はちみつ大匙1、塩小さじ弱1、バター20gを混ぜひたすらこねます。下記は、こねた後とと、室温で5時間程置いて生地が倍になった様子です。発酵後は、ふたに蒸気がつき見えにくいですが…。

30分程、ガス抜きして水にぬらしたキッチンペーパーを固く絞り、生地にかけ休ませて、ピザ生地型に成形します。ふつうは一次発酵で成形して具をのせますが、なんせリンゴちゃんなので、膨らみをもたせるため、ここで、2時間近く二次発酵させます。

二次発酵した写真です。生地が余った為、ロールパン的なものも作りました。
旦那ちゃんが待ち切れず、1切れ切って掛けてしまった写真にてお恥ずかしいですが、ピザ完成しました。ちなみに具は半分なすトマト煮、半分はトマト、マッシュルーム、玉ねぎ、全体に自家製のウィンナーのスライスです(ウィンナーを製作すると沢山出き、冷凍保管してあります)。
と、昨日の夕飯はピザでした。

ついでに余った生地で作成したロールパンです。

ここで余談ですが、このリンゴ酵母の原液を作るのに、熱菌消毒した瓶に、ただ水約500ccにリンゴ一個を八割して、密封し1日2回開閉してリンゴの周りに泡がつき始めたら完成なのですが、一昨年から2回してみて、もしかしたら、リンゴ煮をした時のリンゴの皮を捨ててしまいがちですが、4個分位の皮のみでもリンゴ酵母の原液が出来るのではと。今年の秋冬に挑戦です。