木漏れ日の中の小さな家のブログ

都会の通勤生活から田舎に戻り
日常を書き留めます。

冬の蟻―薪仕事

今日は朝から親戚の叔父の家に訪れ、鹿肉を手に入れました。燻製の仕込みをしました。
世間ではジビエが流行っているとの事ですが、一昨年、家の近所で鹿3頭を見かけて以来、ちょっと気が引けます。猟師さんが仕留めたものですから、仏教に習って、命なくしたもの粗末にせず調理します。
塩を振り凧糸でくくります。

これは一晩おかなければなので、例のリンゴ酵母でまたパンも仕込みました。

仕込みの間、薪作りです。旦那ちゃんは都会の人で薪作りは私の役目となっております。でも、旦那ちゃん、普段仕事は、この寒い季節、川の近くにある会社の外で風下にあたりながら、フォークリフトに乗って重い荷物を車に積み上げる事なので、土日は体をいたわり、私の普段の仕事は、事務仕事が主ですから五分五分ですね。いい運動と思ってしています。この薪割りを蟻のようにせこせこと今からしておかないと良く冬シーズン遊んでばかりいるキリギリスになってしまうのです。
まだオイル式のチェーンソーは使えないので、マキタのバッテリー式チェーンソーで、ため込んでいた原木を切ります。

引っ越して家を持った7年前の当初は、木は簡単に手に入ると思っていました。でも考えてみたら灯油や電気を使用するのと同じ、燃料を作っているんですから、原木を手に入れ、薪を作る、中々の仕事です。
皆さんからひょろっこい体で斧使用したら、自分を痛めると言われ、薪割りに使用しているスティックです。結構な重さです。


もう数年経つと割り方のコツも身に付いてきました。蟻さんは、キリギリスにならないよう、今日も頑張りました。
おまけで、リンゴ酵母からのシードルも仕込んでいます。